散らし寿司

帰ってみると嫁さんが散らし寿司を作っていた。偶に作るが桃の節句でもなし、理由を聞いてみると、今朝娘が実家の祖母ちゃんの散らし寿司が食べたいと言ったらしい。どうも母親のとは味が違うみたいだ。祖母ちゃんの散らし寿司は、決して豪華なものではない。田舎の素朴な散らし寿司である。今度帰る時は、リクエストしてみよう。祖母ちゃんの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。